「なんで?」って聞く人。
「良く考えましょう」と言うのは私の口癖なのです。
なぜかというと、私は「よく考えない」で生きてきた時代があるから。
でも、ある時、ある人がこう言ったのです。
「君は「感」と「勘」と「漢」で発言している」と。
「そこに理論をつけてみないか」
でもでも、私には理論を理解する脳みそなんてないし。
私は昔から「なんで?」と良く聞く子供でした。
理解も出来ないくせに聞くものだから、周りはうんざりしたと思います。
しかし、その一言で、ちょっぴり勉強をするようになりました。
学問的に紐解いていくと、自分の小ささが分かるのです。
「あ、私がやっていることって、この人がすでに発表している」
「こんな名前がついている手法なんだ」と…。
世の中の賢い人達は、理論に自分の名前をつけ、世界に普及させている。
うーん、じゃあ、私ができることってなんでしょう?
そうだ、私の「なんで?」を活かそうと。
「事業がしたいんです」「なんで?」
「こうやりたいんです」「なんで?」
私が「なんで?」と思うことには、必ず他の誰かの「なんで?」が隠れている。
賢い人は、すぐに結論を出すでしょう。
でも、一般の、普通の人は悩んでいる。
どこかで躓いている。
躓いている原因を探るのは「なんで?」しかない。
「なんで?」を考えることが「よく考える」ことになるのではないかと。
そして、「なんで?」を解消した時に、初めて「意思」が出来るのではないかな。
その「なんで?」のお手伝いをしてみようと思っています。