日常でかんがえること。

三十路・女性・元勤め人の私が日常でかんがえることを書きまとめるブログです。キーワード:就活、自己紹介、文例 が強いです。

ヤマギシ会の思い出

思い出、と言うのはおかしい。

私が小学校4年生の時に、ヤマギシ会の合宿に参加した話。

結構、思い出させちゃうのが、すごい洗脳能力なんだとおもう。

 

たまには真面目な話。

とある記事を読んで、動悸がした。
反原発は結構。主張するのも結構。

ノンベクレル主義の食堂があるらしい。
その食材の仕入先がやばいって思った。
閉店したらしいけど。

私からしてみたら、ベクレルとかシーベルトとかより、
その事実の方が恐ろしいわ。

正義の仮面を被った、恐ろしいカルトが
世の中で主張する場を得ていることを考えて欲しい。
人の善意や恐怖心が資金源になっている事実。

放射能も怖いさ。
でも、それ以上に怖いのは、人の心。

10歳の私がこの目で見てきた現実が、34歳の今、
フラッシュバックしてめちゃくちゃドキドキした。

ドキドキした理由は、ソコを忘れてなかった自分。
当時、歌ったり踊ったりしていたこと。
どんなところにいて、どんなご飯を食べて、
何をしてきたのか、はっきり覚えている。
途中でおかしいと気づいて、
必死に「本当の現実」を忘れないようにしていたこと。
教科書の中身を必死に思い出して呟いたりしていた。

そんなことをしていたのにも関わらず、
帰宅後も「あの感覚や空間」が忘れられなかった。
思い出しては「楽しかったなあ」と実は感じていたこと。

大人になって調べて、事件になって、
「やっぱり、あそこはおかしかったんだ」と知っても、
その後も「懐かしいな」とつぶやいてしまう今。

たった1週間で、そこまで植え付けられる現実を、
カルトと言わず、なんというのでしょう。

大人はきちんとした知識をつけなくてはいけない。
闇雲にメディアを信じたりしてはいけない。

 

この人も、多分同じ時期にいたと思う。

http://togetter.com/li/440156

私がいたのは、三重県津市の本部だった。

今、耳の奥で、教えられた歌が流れている。